個別指導塾へは確固たる意志が必要

個別指導塾は成績が伸びやすいかといわれると必ずしもそうではありません。個別指導塾のメリットであり、最大のデメリットはすぐに担当の教師に助言を求められるということです。このような環境においては、わからないことをすぐに聞いてしまう癖がついてしまい、自己解決力の喪失やわからない状態での課題解決にパニックを起こしてしまいかねません。わからないことは自分で解決する力こそが、勉強することにおいて最も大切です。試行錯誤をすることを失う環境では、学習ではなく、作業となってしまい、思考力を養うことができません。また、他の生徒について考える機会がない個別指導塾で競争心は芽生えません。そのため、意志が弱い生徒さんは個別指導塾には不向きです。

個別指導の費用対効果を考える

一度に教えられる生徒の数が個別指導塾は少なく、授業料が高額になりがちです。質問についても、授業時間内で質問を済ませるためには、集団塾に通う以上の予習力が必要になります。そのため通わせる親、通う生徒、双方の努力が必要となります。また、質問については個別塾のみが質問できるわけではありません。集団塾においても、紙に質問内容を記入してから質問が行える塾も多数あります。また、指導員の確保が難しい中で質のいい先生に出会える可能性は低いということも頭に入れなければなりません。例えば、映像授業を採用している塾では、塾講師の選別を厳しく行い、質の高い授業を多くの生徒に提供が可能です。一方、生徒数に対して指導員の確保をしなければならない個別塾では、大学生のアルバイトを雇っている場合も多々あり、その多くが経験のない一般学生というのが現状です。

集団授業の予備校や添削指導など、現在大学受験対策には様々な形があります。その中でも大学受験の個別指導は講師と生徒が個別に向き合える指導方法です。生徒の個性を生かした指導ができます。